「1番」 「2番」

45-45クロス、1クロス2平行(ワンクロス・ツーヘーコー)とか呼ばれてます。

DFがベタ引きのときに有効です。

サイン

「1番」→左手で1、(右手で2)右手はボールを持ってることが多いかな

「2番」→左手で2、(右手で1)

これはその手の形のままクロスをすることで覚えてください。

(っていってもわからないと思うので直接聞いてください。)

内容

1番の場合(きっかけ:LB)

①CBはLBを走らせるように、すこしゆるめのパスを右3の上からしかけるような位置に放り込む。

②LBはまず最初の一歩では右3の上を狙う。歩幅を大きくとって、そのまま左2のところまでボールを運ぶ。

 このとき、相手がベタ引きでシュートが打てたら打つ!

③それにあわせて、RBはセンターポジション方向へフリーランニング。

④RBは、LBからクロスのパスをもらい、中央のエリアを攻撃。ポストとからめそうだったらそこを狙う。

③CBはクロスしたRBとパラレル(平行)を保ったまま、左2DFのアウトを狙う。

 RBが中央の崩しは難しいと判断して、パスをしてきたら、アウトカットイン!

 1枚目がもれなく寄ってきたらサイドへ展開してサイドシュート。

 

2番の場合はこれの逆になります。

参考動画

いい動画がなかったので探しておきます。

応用

特に応用はないですが、うちの先輩がやっていた小技があるので紹介。

RBが右利きで2番(RBきっかけ)をやる場合の応用パターンです。

右利きRBきっかけの場合、右利きのRBが中央へ攻め込んでも、DFはまずあたりにきません。

そのままの体制ではシュートが打てないからです。

なのでRBがクロスするLBへ当たる準備をDFはします。

RBはボールを運んでいって、通常の2番なら、相手に背を向けた状態でLBへクロスのパスを出します。

このとき、RBはLBへパスを渡すふりをしながら、スナップをきかせて、LSへノールックパスを出します。

高度なパス技術が必要ですが、相手の右1DFがぼーっとしてることが多いので、意表をつく、という点では効果覿面です。

ただし、失敗したときのリスクが高いこと、また、フィニッシュの形はサイドシュートだから点を取る確実性にはかけるので、「ハイリスクローリターン」の戦術だと思います。